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創り出した物の記録 ジャンルは色々です。

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手織り布のもの大学課題

卒業制作 vol.4

絣括りした糸を
染めたくない所が染まらないように工夫しながら染めます。



そうして緯糸が出揃いました。



これから無地の部分と金魚の部分で
図面と照らし合わせながら織っていきます。



無地は早いけど、金魚は1本1本ずらしながら織るので
1匹織るのに1日がかりでした。

つづく

手織り布のもの大学課題

卒業制作 vol.3

次に緯糸の絣の準備です。

今回は緯糸で金魚の絣を表現することにしたので
ひたすら金魚の形になるように緯糸を括ります。



机上にいろんなものが載ってますが…
織り幅+ズラシ分に括り棒を固定して、



今回の括りはビニールテープと防水絆創膏を使いました。



金魚1匹に最大26種類だったかな、絣を括り分けます。
順番通りに。



そうして緯糸が少しづつ出来上がっていきます。
これが金魚の素。


つづく

手織り布のもの大学課題

卒業制作 vol.2

卒制後期は、もう本当にわき目もふらずに作業に没頭していて、
全く更新出来ませんでした。
振り返りつつ、懐かしみつつ、完成までの道のりをご紹介していきます。

まずは前回の経糸の準備とは前後しますが、
最初に全体のデザインを決める大仕事があります。

着物にした時に、どう見えるか。
私は特に着付けを勉強し始めて楽しい時期だったので
着ることを前提に、帯に隠れる部分等を計算しながらデザインしました。



出来上がった形はこうですが、織る時には全てを1枚の布にするので、
そのイメージ図も描きます。
身頃、袖、おくみ、衿等全てがつながる15m前後の布を織ります。



さらに、一番左は経糸のみのイメージ。
身頃、袖、おくみ、衿等全てをつなげて15m前後の布を織ります。

つづく




大学課題

卒業制作 vol.1

絶賛、卒業制作中です。
先月から後期、本番の着尺を制作中です。

先輩に言われた通り、他の単位を昨年までに終わらせておいて良かった。
こだわればこだわるほどに、作業は増えていきます。
もちろん楽しいのだけど、休日を全て費やしても追われる日々。

それでも少しずつ進んでいるのを認めたくて、
終わった作業から記録の意味でもアップしていきます。



経糸は葛の緑染め。
うちの周囲にあふれるほどに自生しています。



染めた糸を大管に巻き取り、





経絣を入れるものと、無地のものに分けて整経。
合計16.5mの経糸を1050本。




整経した糸を、学校の道具を使って経巻き。
このドラム、個人で買うには高価すぎて手が出ませんが、
経巻きがとにかく楽です。

なんとか、経糸の準備は完了。あとは機に掛けるだけ。

次は、緯糸の作業が待ってます。
緯絣メインの着尺だけに作業はここからがメイン。

続く


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染めのもの

染料の残りで

卒制の糸を染めた染料が少し残ったので



靴下を絞って





染めました。
上はベースがグレー、下はベースが白。
たまたま絞った糸の紫の染料も移って、ほんのり3色です。

まだ染まりそうだったので、



トートバッグを段染めしました。

家の中の染まりそうなものが、どんどん無くなっていきます。



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色のもの大学課題染めのもの

友禅染

2月の授業でしたが、額に入れてからブログを上げようと思いつつ
まだ額屋さんに行けてないので、先にupします。

大学の授業で友禅染をしました。



事前課題は指定のサイズに着色した下絵を描いてくること。
この時点で一度添削があり、先生の指導に基づき手直しして持参します。
私は夏にがんばって写生した睡蓮を。



青花ペンで生地に下絵を写し、糊置きします。
これが友禅染の難しい技術の1つ
糊の凹凸がそのまま染に出るし、糊に隙間があると色がはみ出て滲んでしまいます。



糊置き終了 糊に色が付いているのでわかりやすいです。



色入れ終了
糊を土手として、その間に色を入れていきます。
花と葉にはかなり集中したのだけど、背景の水紋が時間が無くてバタバタでした。



後日、先生が糊落としをしてくださいました。
糊の部分が白くなっています。
枠外の色を試した部分もきれいで残してあります。



花のアップ
青い糊が落ちたら、白い花弁の境界はうまく出るかと心配していましたが
こだわった1枚1枚の花弁の色がうまく出たような気がします。

先生の工房も見学させていただけたり、
作品もたくさん見せてもらえて楽しかった!
私は織専攻だけども、友禅染はまたやりたいと思ってます。



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糸のもの和布のもの

京繍でふくさ

以前、学校で京繍の授業を受けた時に
授業内に最後まで完成しなくて、加工の依頼が出来なかったものを

ようやく袱紗(ふくさ)にしてみました。





もちろん画像はましな所だけで、写っていない所は
ひどい縫い目ですが。

裏地は京都の友達経由でいただいた和布のハギレ。

着物と一緒に使いたいなと思いつつ。



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手織り布のもの大学課題染めのもの

経絣の鯨

大学3年目の課題で「自由作品」というものがあり、
お風呂に潜っていて浮かんだ映像を織りにしてみました。



デザインは鯨。
経糸で模様を出すため、方眼紙に書き写して1cm1コマの図にします。



今回は経糸を42束に分けて、
それぞれの鯨の「部分」を染まらないように括ります。



染めた結果。



が42束。



順番を間違えないようにして、機に掛けるべくテンションを揃えます。



機に掛けると鯨の尾ビレが見えてきました♪



緯糸も10色染めて、ズレにズレたけれども
なんとなくは鯨です。
水中で見たらこんな感じだよ、と見た人が口をそろえて励ましてくれました。

大変だったけどやってよかったと大きく思えた想い出の課題です。



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毛糸のもの手織り布のもの

組織織のマフラー

課題が一段落して、機が空いたので
ずっとやりたかった組織を毛糸で織ってみました。



普段織ってるものより経糸本数は1/5だから準備も簡単だし、
1本が太いから織っててもさくさく進む♪

けど



後半、毛糸がなくなり、まだ長さが足りないなぁと考えた結果
手持ちのモフモフの布をつなげてみました。



色さえ合えば、異素材の組み合わせって好きです。
可能性が無限に広がるし。



うん、わりといいかも。
この模様だとしわにせず、折り目きれいに使った方がよさそう。



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糸のもの手織り布のもの大学課題染めのもの

草木染の初着物

大学3年次の課題で、草木染めの着物を
1年かけて織り上げました。



経糸になる糸を草木で染め、



整経し、(デザイン通りに本数を取り出す)



織り巾になるように糸を並べ



機に掛け



緯糸も染めて織る



洗い張りしてのりを落とし



反物にして仕立てに出して



着物が仕上がりました。
衣桁に掛けるとさらにいい感じ。

ようやくここまできたなぁと、しみじみします。
きっとこの着物は私の一生物になるんでしょう。



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