５月に「京繍」のスクーリングを受講しました。

卒業制作に織るであろう着物に
刺繍なんて出来たらいいなと思いつつ。

一度見学をしたことはありましたが、
やってみるとこれがなかなか。　



京繍では絹糸で刺繍をしていきます。
枠を置いたら最初から最後まで左手が布の下、右手が上。
ただひたすら右手で上から針を入れ、
左手で受け、上に針を戻す。



刺す場所がコンマ数mm違うだけで、
アウトラインがズレて見えたり、糸の角度が変わって目立ってしまうから
デザインに狂いが出ないように、
慎重に慎重に何度も何度も刺し直す。



第１希望の鯨のデザインが通らず、
あまり考えずに出した第２希望のデザインがこれ。
京繍なのに、洋花にしてしまいましたがプルメリアです。

葉に色が入るとそれっぽくなってきました。



花芯にぼかした感じに色を入れて、
スクーリング３日間で、ようやく完成間近。
持ち帰って、完成させました。

ふくさか何か和の小物を創ろうと思います。

今回の３日間では、数種類の縫い方を教えてもらっただけだけども、
縫い方にもたくさんの種類があって、
祇園祭の山車に飾る布なんかの刺繍は
スライドで見ただけでも気が遠くなりそうな美しさと細やかさでした。

いつか着物にワンポイント入れたいと思います。




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